5/10 〜とう摘み作業開始
11月に植え付けを行ったニンニクも、大きく成長しました。
葉と茎の成長と同時に、5月の連休辺りから『とう』が立ってきました。
『とう』とは花芽のついた花茎のことで、スーパーなどでは『にんにくの芽』として販売されています。
放っておくと花を咲かせますが、その分にんにくの本体へ行く養分が花へと行ってしまうため、蕾の段階で摘んでいきます。
とう摘みは、こうして頭が傾いて軽くお辞儀しているものが摘み頃です。
一見強そうな花茎に見えますが、
手で簡単に「パキッ」と折れます。
摘むと折った口から水分が出てきて、にんにくのとても良い香りがしてきます。
植え付け面積は1ヘクタールなので、約10万本摘み取る計算になります。
屈んでの作業なので腰が痛くなってきますが、
良いにんにくが育つよう、一本づつ丁寧摘み取りました。
摘み終わると手からにんにくの香りがしてきて、お腹が空いてきます。
収穫までもうあと少しです。
まだ、芽が出てくる株もあるので摘み取りながら、
収穫へ向け今まで以上に観察と管理を欠かさずに行っていきます。